イ・サン あらすじ15話 「護衛官への道」

「女であっても才能があれば画員になって挑戦してみるのだ」とソンヨンを励ますサン。ピングン(嬪宮=サンの妻)が書庫へ入ってソンヨンと目を合わす。サンは嬪宮に「彼女は図画署の茶母で、この度の一件で手柄を立てたゆえ褒美を使わすために呼んだ」とソンヨンを紹介した。嬪宮は改めてソンヨンを見て「おや、そなたは見覚えがあると思ったら、あの時の茶母ではないか」「私を覚えているか」ソンヨン「はい、ピングン様」サン「ピングンはこの者を知っておるのか」ピングン「はいセソン様、実家で養生している折に会いました」お菓子づくりを手伝ってくれた茶母だと説明した。

部屋に戻ったサンは、ソンヨンとテスという昔からの友がいる事をピングンに話すのだった。

 王様はサンを部屋に呼び

これでそちを狙う勢力が明らかとなった。この後はどうするかとサンに聞いた。サン「当分その件は不問にしようと思います」「何故じゃ」「今の私にはその勢力を一掃する力はございません、一部を捕らえ罰したところで私と意を異にするものは常に存在するものでございます」「さよう、政治とはそういうものだ。決して王ひとりでできるものではない」「これからは共に戦う腹心を作るのが肝心だ」とサンを励ますのだった。

 打撃を受けて怒る老論派の重臣チェ・ソクチュは、生き残った私兵をサンの親衛隊に潜り込ませようとチョン・フギョムと企んでいた。

 調査から帰った部下がフギョムに耳打ちした。サンが、テスとソンヨンという人物と親しくしているという情報でした。図画署の茶母と仲がいいとはどういうことか、何かの材料になりそうだと思いました。

 才能を伸ばして画員になれとイ・サンの言葉を思い出し、ソンヨンは画集を探しに街へ行くと、本屋で物色していると、チョン・フギョムから声を掛けてきた。早速ソンヨンを探りに来たのだ。「広通橋の本屋に行くといい。そこなら探している画集があるだろう」という。フギョムにお礼を言って店から出て行くソンヨンをじっと観察するフギョム。

 会議場では、明日行われる科挙の問題をどうするか会議が行われた。

サンは王様からそちならどのような課題を出すと問われ「腐敗した朝廷を立て直す策を論じさせます。各地で役人による搾取が横行し、徳による政治とは絵空事に過ぎぬありさまです。まだ若く志に充ちた者たちに答えを求める事で、悪しき因習に囚われ不正に染まった臣下に警鐘をならすべきと存じます」王様はよくぞ申したと賛成した。

 宮殿の中庭では、護衛兵の訓練がおこなわれていた。訓練を眺めているサンも真剣です。

グギョンがサンに駆け寄って手帳を渡す。グギョンが解雇を決めた護衛官の名前がずらりと並んでいた。フギョムの紹介で軍に加入したばかりの護衛官達(老論派が潜り込ませたい要注意人物)の名だった。

 武術は強く忠誠心も強いが学科が弱いテスを何とか合格させようと、フギョンは特訓を始めた。サンはクギョンに「不正をしないで試験に合格させよ」と課した。

 科挙の前日、クギョンは予想される出問を5つ、テスに丸暗記させた。

 試験の当日、予想通りヤマをかけた問題が出たが完全に書けなかったテスは落ち込んでいた。しかし点数は合格に4〜5点足りなかっただけだった。ここからがクギョンの出番だった。グギョンは不正入学の証拠を見つけ、裏口入学者4名を割り出し告発した。その結果、幾人もの合格が取り消され、テスが繰り上げ合格となった。

 テスを正当な方法で合格させ、不正合格者も一掃できた。サンはフギョン褒めた。

 任命式でテスは直接サンから右洗馬(ウセマ=護衛部隊最下位の武官)の位を与えられた。

 テスは晴れて護衛官となり、念願のサンの近くで働けるようになった。

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